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作品情報
シリーズ数 | 4シーズン |
---|---|
話数 |
全50話 |
あらすじ
平凡な高校生・平賀才人はある日突然、異世界ハルケギニアに召喚されてしまう。彼をこの世界に召喚したのは、トリステイン魔法学院の生徒でありながら魔法の才能がまるで無い「ゼロのルイズ」こと、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールだった。 失敗とはいえ、召喚の儀式によって呼び出された才人は、「使い魔」としてルイズと契約のキスを交わす。すると、才人の左手には使い魔の証である契約のルーンが浮かび上がった。こうして、ルイズと「犬」扱いされる才人との奇妙な同居生活と冒険が始まった。
ゼロの使い魔2006年
ゼロのルイズ
メイジと呼ばれる魔法使いの貴族と平民が暮らす異世界ハルケギニア、トリステイン王国。
全寮制のトリステイン魔法学院では、いつものようにルイズ・ド・ラ・ヴァリエールが授業中に魔法を失敗し、教室を滅茶苦茶にしている。
「魔法属性を持たないゼロのルイズ」と他の生徒にからかわれる中、プライドが高いルイズはあくまでも強気。そんなルイズは学校の使い魔召喚の儀式で、他の生徒が次々と召喚獣の呼び出しに成功する中、こともあろうに平民らしき男の子を呼び出してしまう…?!
ゼロのルイズ
メイジと呼ばれる魔法使いの貴族と平民が暮らす異世界ハルケギニア、トリステイン王国。
全寮制のトリステイン魔法学院では、いつものようにルイズ・ド・ラ・ヴァリエールが授業中に魔法を失敗し、教室を滅茶苦茶にしている。
「魔法属性を持たないゼロのルイズ」と他の生徒にからかわれる中、プライドが高いルイズはあくまでも強気。そんなルイズは学校の使い魔召喚の儀式で、他の生徒が次々と召喚獣の呼び出しに成功する中、こともあろうに平民らしき男の子を呼び出してしまう…?!
微熱の誘惑
才人は、ご主人様ルイズから洗濯係り、世話係り、また洗濯係りと次々と仕事を命じられ、屈辱と侮辱の日々を過ごしている。
ルイズの傍若無人な振る舞いに閉口する才人だが、ルイズがクラスでは魔法が使えないことで「ゼロのルイズ」と呼ばれていることを知る。ここぞとばかりに才人はルイズをからかうが、ルイズの逆鱗に触れ部屋を追い出されてしまう。そんな不憫な才人だが、シエスタにご飯をご馳走になったり、年齢以上に色っぽく発育したルイズのクラスメイト・キュルケの部屋に呼ばれ、艶めかしく誘惑されたりと、意外にもモテ展開になるのだが…。
そんな骨抜きの使い魔を見て、ご主人様は黙っているはずがなかったが、ルイズはふと思い立って、虚無の曜日に才人を連れて城下町に買い物へ出かける。
メイドの危機
「ありがとうございます」急にかしこまって才人にお礼を告げるシエスタ。才人の使い魔らしからぬ行動と振る舞いにシエスタは勇気付けられたと云う。その翌日才人には告げずに、シエスタは、若い娘ばかりを好むモット伯という貴族に仕えるため強制的に学院を去る。
シエスタの身を案じた才人は、モット伯に直談判をするのだが、平民の声を聞く耳を貴族は持たない。それでも食下がらない才人に仕方なく、書物マニアのモット伯は、ゲルマニアに伝わる家宝の書物と引き換えならばシエスタを返すと無理難題をふっかける。
才人は、ルイズに助けを求めるものの、貴族と平民の階級は絶対的であきらめるしかないとルイズに諭されるだけだった。
どうしても納得できない才人は、再び単身モット伯の屋敷へシエスタを奪還しに向かうのだが…。
トリステインの姫君
近頃、怪盗・土くれのフーケが頻繁に出没してトリステイン王国を震撼させているという。そんな中、学院では近く生徒の使い魔たちの能力を競う品評会が催される。 トリステイン王国王女、アンリエッタ姫も謁見に来るという。
ルイズは、使い魔の才人に剣技を披露するように命じるも、相変わらず不真面目な才人に対してキレてしまう。その時、ルイズの部屋に、ひとりの女性が訪ねて来て、才人は呆気にとられることに…。
翌日、品評会が行われ、生徒たちは次々と使い魔たちと仕込んだ芸を披露していくが、ルイズのそれは観客たちの失笑を買うことに。案の定怒ったルイズは才人を呼び出してお説教をはじめるのだが……。
盗賊の正体
品評会の翌日、学院長のオスマンは、盗まれた宝物「破壊の杖」と怪盗フーケの捜索隊結成を宣言し、教師たちに有志を募る。が、誰ひとり名乗りを上げる者はいない。
そんな中、ただ一人、アンリエッタ姫の立場を案ずるルイズだけが名乗りを上げた。ルイズにライバル心を燃やすキュルケ、キュルケを心配するタバサも仕方なく名乗りをあげる。オスマンは、使い魔の才人を含む四人を捜索隊に任命し、オスマンの秘書・ロングビルが案内役兼責任者として志願することに…。
一行は、フーケらしき人物の目撃情報があった森へと馬車で向かうのだが、馬車内で相変わらずケンカを始めるルイズとキュルケ。そうこうしている間に、一行は、森の奥の小屋に辿り着く。人気のない小屋を捜索するルイズたちの前に、またしても巨大な土ゴーレムが現れる。魔法で応戦するルイズだが、ゴーレムは大きな足を上げてルイズを踏みつけようとする…。
ルイズのアルバイト
アンリエッタ姫からトリステイン城に呼び出されたルイズたち。姫は、ルイズたちに街での諜報活動を頼みたいとのこと。どうやら近頃、街では一部貴族による平民に対する横暴の噂があり、姫はルイズたちに極秘裏に貴族たちの動向を探って欲しいらしい。姫に忠誠なルイズは即答し、街へと潜入を図る。
しかし、機転を働かせたつもりのうっかりルイズのせいで、一文無しになるルイズと才人。諜報活動資金を貯めるためやむなくルイズたちは兄妹と身分を偽ってアルバイトをすることに。宿を確保するために決めた働き場所は、きらびやかな妖精たちが給仕する「魅惑の妖精亭」だった?!皿洗い担当の才人は、宿娘のジェシカに親切にされる。一方、給仕の仕事などしたこともないルイズは、まともにチップさえ稼げない程のダメダメぶりを発揮することに…。そこへ、いかにも悪そうな貴族たちがやって来て…、ルイズは貴族とトラブルを起こしてしまう!!
タバサの秘密
魔法学院は夏期休暇に入り、タバサは故郷へ帰省することに。タバサに便乗するキュルケは、そこでタバサ家の秘密と、それにまつわるタバサの暗い過去を知る事になる。キュルケは、自ら言葉と表情を封印してしまったタバサの身を案じ、その後も行動を共にするのだが…。
一方、久しぶりに学校へ戻ってきたルイズと才人。平穏な日常が戻ってきた事に安心する才人だったが、それも束の間。才人はひょんな事からシエスタと一緒にお風呂に入る事に…。しかもそれをルイズに見られてしまったから、さぁ大変。激怒したルイズの行動で一大事が起こる!!
ルイズの変心
モンモランシーがギーシュに飲ませようとして作った惚れ薬を、誤って飲んでしまったルイズ。薬の効果か、普段とは全く違う雰囲気のルイズに調子が狂いっぱなしの才人は、モンモランシーを説得し、解毒剤を作ってもらうことに…。解毒剤に必要な秘薬「精霊の涙」を取りに行く才人を尻目に、当のルイズは甘えっぱなし。早く元に戻したいと焦る才人だったが、精霊は秘薬の交換条件として、最近住処を荒らす襲撃者の退治を要求してきた。それに同意した才人は襲撃者が現れるのを待つ。しかし、その襲撃者の正体は意外な人物で…!?
姫君の依頼
ゲルマニア国に嫁ぐ事になったアンリエッタ姫の依頼で、姫がアルビオン王国のウェールズ皇太子に宛てた文書を回収する使命を帯びたルイズと才人。 その話を聞いたギーシュも勝手に付いて来る事に。
しかし、アルビオン王国の不安定な行政を懸念した姫が護衛の為に同行させたグリフォン隊隊長ワルドの登場でルイズと才人の関係がギクシャクし始める。
そんな二人の関係を知ってか知らずか、ワルドは前から興味を持っていた才人の剣技と一度手合わせしてみたいと言い始めた。ルイズが見守る中、二人は戦い始めるのだが…。
ルイズの結婚
ルイズの許婚だったワルドに敗北した才人は、慰めようとするルイズにその悔しさをぶつけてしまう。
才人に予想外の態度を取られたルイズは、渋っていたワルドの求婚を受ける決意をし、ワルドと二人でアルビオンに旅立ってしまう。
一方、ギーシュと才人はルイズたちの後を追って港へと急いでいた道中、突如現われた土くれのフーケに邪魔され、アルビオン行きの船に乗り損なってしまう。ルイズの身を案じる才人の心など露知らず、アルビオンに到着したルイズはワルドと共にウェールズ皇太子の許へと急ぐ。
しかし、そんなルイズには何やら不穏な危険が迫っていた…。
ゼロの秘宝
ワルドに騙され、アンリエッタ姫の手紙を奪われてしまったルイズ。落ち込むルイズを慰めようとした才人だったが、二人はまたも小さな事で喧嘩してしまう。
そんな中、シエスタが休暇で故郷のタルブの村へ帰省する事を知った才人は、前から気になっていた異世界に関わる伝説を調べようと、それに同行する。
タルブの村では、ある物が家宝として祀られているという。宝探しと勘違いをして付いてきたキュルケ達と、その場所がある洞窟へ入っていった才人はそこで目にしたものに驚かされる事になる。
虚無のルイズ
この世界で「竜」と呼ばれていたものは、自分の世界に帰属するものだった事を知った才人。
コルベールの推理で日蝕の間に「竜」に乗って飛ぶことが出来れば、元いた世界に戻れるという事に…。しかし日蝕当日、アルビオンを制圧したワルドのボス、クロムウェルがトリステインに戦争を仕掛けてきた!!
王国を守るため、陣頭指揮を取るアンリエッタ姫の軍に参加し、戦地へ赴くルイズ。
才人はルイズと離れ離れのまま、元いた世界に帰ってしまうのか!?
ゼロの使い魔ゼロの使い魔~双月の騎士~2007年
女王陛下のゼロ
先の戦争に参加したために元の世界に帰りそこねた平賀才人は、異世界ハルケギニアのトリステイン魔法学院でご主人様ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールの使い魔として暮らしている。珍しく仲睦まじい両者だったが、才人はルイズにもらった不思議なメガネのせいで、女の子を見てしまう度にルイズにお仕置きをされてしまう羽目に…!一方、トリステイン王宮では、アンリエッタの女王即位のための戴冠の儀式が行われようとしていた。その地下で捕虜クロムウェルに迫る黒い影。そしてパレードの最中、アンリエッタ女王をメガネ越しに見てしまった才人は、ルイズの逆鱗に触れそこで周囲を巻き込む大爆発が起こってしまう・・・!?
風と水の誓い
トリステイン銃士隊の隊長アニエスより、何者かにさらわれてしまったアンリエッタ女王を秘密裏に救出する任務を負ったルイズたちは、ゼロ戦でラグドリアン湖に向かう。途中キュルケとタバサに助けられながら、なんとか賊に追いついた一行。そこで女王をさらった賊が、一度死んだはずの男である驚愕の事実を知る! その男の存在は幻だと女王に説得しようと試みるルイズたちだったが、何故か女王は説得に応じようとしない。アンリエッタの水の魔法と重なった、その男の風の魔法がルイズたちに凶暴な牙を剥く!
聖職者の剣
アルビオンとの戦争に備えて魔法学院の男子生徒全員が軍に入隊することになった。使い魔という身分のため学院に男子でただ1人残ることになった才人。そこにロマリアからきたという転校生ジュリオ・チェザーレが現れた。美形の神官である彼に学院に残った女子はくびったけ。学院の女子たちに飽きたらず、ルイズにまで手を出そうとするジュリオをよく思わない才人は、ジュリオから剣の試合の申し出を受けてしまう。才人は、己の剣術で勝負するために学院常駐になっていた銃士隊隊長のアニエスに剣の修行を依頼するのだが・・・。
ヴァリエールの三姉妹
魔法学院に突然現れたルイズの長姉エレオノールは、強引にルイズを実家に連れ戻す。なぜか、才人とシエスタも巻き込まれてお供をすることに…。ルイズを実家で待っていたのは結婚の話だった。女王のために軍隊に入隊を希望するルイズに婚約を強制しようとする両親とエレオノール。しかしルイズに密かな想い人がいることを不思議な力で見透かした次姉カトレアは、すねて隠れているルイズの居場所を才人にそっと教える。才人は中庭に浮かんだ小船で毛布に包まれてひとり泣いているルイズの姿を見つける…。
間諜の刻印
ルイズのことが心配なのか魔法学院に特別講師として赴任して来たラ・ヴァリエール家の長姉エレオノール。そんな二人のことが心配な次姉カトレアも学院にやって来ることに…。ある日、学院長室から破壊音が響いた。表向きは事故として処理されたが、実は風と水のルビーを狙った賊の仕業であった。状況証拠を分析すると学院内部のメイジの犯行の可能性が高い。オスマン学院長が賊の胸に残した消えない魔法の刻印が唯一の手がかりとなる。内部調査を依頼された才人は、その刻印を探してルイズ姉妹の部屋に忍び込むのだが、突如カトレアの部屋で爆発音が鳴り響く! 駆けつけた才人たちは、胸に火傷を負ったカトレアを発見する!?
女王の休日
ルイズと才人は、アニエスの指令で「魅惑の妖精亭」で待機することになる。久しぶりに再会したスカロンとジェシカは、演劇の公演準備に追われていた。早々にスカロンから店の手伝いを頼まれるルイズたち。なぜかジュリオも店にやって来て、手伝いのルイズと店の女の子たちをはべらせご満悦。それを横目に片付けに追われる才人の目の前に、突然フードで身を隠した謎の女性が現れる。ルイズにも言えずに、その女性の護衛を依頼された才人は、彼女と二人で恋人を装いながら街中を追っ手から逃げる羽目に…。
地底の秘密文書
トリステイン連合軍とアルビオンとの戦況が激化を辿る中、アニエスは前線に赴く前に、自らの忌まわしき過去「ダングルテール事件」について調べるために魔法学院の地下にあると言われる極秘公文書館の閲覧を申し出る。しかし危険だという理由で学院長に申し出を拒否されたアニエスは、ルイズやエレオノールたちに密かに入口の鍵を解除してくれるよう協力を依頼する。しかし、才人からプレゼントされた水兵服に着替えた姿を見せようと才人の後を追いかけてきたシエスタのせいで、ルイズが激怒してしまう! いつもの大爆発で地下の迷宮に閉じ込められてしまった一行は、出口を探すために地底を彷徨い歩くことに…。
魔法学院の危機
アンリエッタ女王が前線に赴くことを耳にしたルイズは、姫様を助けるため自分も前線に行くと言い出す。その話を聞きつけたエレオノールは、前線行きを阻止するべくルイズを禁固部屋に閉じ込めてしまう。ルイズを戦争に行かせたくないため今回ばかりはエレオノールに賛成する才人は、ルイズの見張り役を引き受けることに…。一方、戦況が芳しくないアルビオンの司令官シェフィールドは、密かに特殊部隊を魔法学院に派遣する。女生徒しかいない学院に闇夜に乗じて忍び込み、難なく学院を占拠した特殊部隊。それにいち早く感づき人質の救出作戦に向かうアニエスだったが、私怨と特殊部隊の隊長メンヌヴィルが関連していることに気が付き、一人無謀な戦いに出てしまう!?
炎の贖罪
一夜にして学院を占拠したメンヌヴィルたち。メンヌヴィルは、オスマン学院長に人質の命と引き換えにトリステイン連合軍のアルビオンからの無条件撤退をアンリエッタ女王に署名させるよう要求する。一方、禁固されていたため敵から逃れたルイズと才人は、共に無事だったキュルケとタバサ、そしてコルベールと合流する。武力を行使してでも人質を助けに行くべきだと主張するキュルケに対し、執拗に戦いを避けようと促すコルベール。人質救出に専念するという条件で戦闘に加わったコルベールは、炎の魔法を繰り出しキュルケたちを援護する。彼の炎の温度は、メンヌヴィルの過去の忌まわしい記憶を甦らせる。その記憶こそが、アニエスが長年追い続けていた残虐な事件の謎の真相を解く鍵だった・・・!?
雪嶺の敵
アンリエッタ女王にアルビオン大陸の前線まで呼び出されたルイズと才人。一般市民を戦火に巻き込みたくないアンリエッタは、虚無の魔法を使って一気にアルビオン軍を戦闘不能にしてほしいとルイズに依頼する。戦争に荷担したくない才人であったが、渋々ながらもゼロ戦でルイズを最前線まで連れて行くことに…。しかし、ここぞという時にルイズは精神力不足のため虚無の魔法が使えない。さらに敵の竜騎士隊に発見され、空中戦となりゼロ戦は雪山に墜落してしまう。雪山で遭難した才人とルイズは、下山を試みるが、途中、先の空中戦で負傷した敵の竜騎士・ヘンリーを発見してしまう。敵ながら傷ついたヘンリーを見捨てられないルイズと、ルイズの言う貴族の名誉を未だ理解出来ない才人は、ここでも衝突してしまうこと…。
銀の降臨祭
敵軍であるはずのトリステイン軍より食料を供給され、歓迎ムード一色のサウスゴータの街と市民たちは「銀の降臨祭」で沸いていた。しかし戦争に対する考え方の相違から、ルイズと才人の間には相変わらず険悪な雰囲気が漂っていた。そのためかルイズは偵察任務の際、才人ではなくジュリオに同行を仰ぐが、実は「才人を戦争に巻き込みたくない」というルイズの想いを察するジュリオ。しかし、才人の愚痴を言い続けるルイズに対して、デルフリンガーは改めて自分の気持ちを才人に告白するようルイズにけしかける。一方、とり残された才人は偶然にもシエスタとばったり街で再会することに…。ルイズと才人のすれ違いの行く末は果たして…!?
さよならの結婚式
敵の魔法により同士討ちを始めたトリステイン軍の兵士たち。混乱に乗じて攻め込んでくる7万のアルビオン軍。退却すらもままならない状況に、マザリーニ枢機卿はルイズに部隊のしんがりをつとめて欲しいと依頼する。しかし、いくら虚無の使い手とて7万の敵を1人で足止めするという作戦はあまりに無謀で、生きて帰れる可能性はゼロに等しい。しかしルイズは女王のため、ひいてはみんなのためと引き受ける覚悟を決めた。どうしても行かせたくない才人は、最後の別れに乾杯をしようと提案するのだが、逆にルイズが思わぬ提案をしてくるのであった…!?
ゼロの使い魔ゼロの使い魔~三美姫の輪舞~2008年
使い魔の刻印
先の戦争から生還を遂げた平賀才人は、トリステイン魔法学院でご主人様ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールと平和な朝を迎える。奇跡の再会を果たし、この上なくいいムードの二人は夜の約束を交わすことになる・・・?! しかし、ルイズは才人の身に起こった大変なことを発見してしまう!! 激しく動揺するルイズと、がっくり落ち込む才人。そこに銃士隊隊長アニエスがアンリエッタ女王からの命で、王宮まで参上するよう伝えに来る。馬車で向かう道すがら、ルイズは困惑して、ついつい才人に冷たく当たってしまう。一方黒いフードを被った謎の人物が密かにその様子をうかがうのであった・・・。
森の妖精
アンリエッタ女王からの密命を受けたルイズたちは、才人を蘇らせたティファニアという名の妖精さんを探すため旅に出ることに。道中どこかで聞きつけたシエスタも参加し、一路アルビオンへ向かう。才人がルイズの使い魔でなくなったためか、才人に対してここぞとばかりに積極的なアタックをするシエスタ。一方ルイズは、才人のルーンが消えた不安のせいか、才人とうまく接することが出来ない。ようやく目的地近くの森に着いた一行は、透き通るような白い肌と波打つ金色の髪、そしてありえない大きさの胸を持つ美少女を発見する!!
英雄のおかえり
ティファニアを連れトリステイン王国への帰途に着く一行。ルイズはシェフィールドの言っていた「もう一人の虚無の担い手」という言葉が気に掛かっていた。王宮に戻り、早速アンリエッタ女王との謁見に臨むルイズたち。ガンダールヴの力を取り戻した才人にアンリエッタは改めて「シュヴァリエ」の位を授けようとするが、才人はまだ戸惑っていた。一方、ティファニアは女王の御前であるにもかかわらず帽子を脱ごうとしない。無礼をルイズに咎められ、ためらいながらも意を決し帽子を脱いだティファニアの姿を目にした一同に動揺が走る!!
噂の編入生
水精霊騎士隊の副隊長になった才人は仲間たちと日夜訓練に励む。そのため以前のように才人と一緒にいることができないルイズは、日々不満がたまっていた。そんな折、ティファニアが魔法学院に編入してくる。騒ぎを避けるためティファニアは自らの正体を隠していたのだが、彼女のけしからん胸の魅力にすぐに学院の男子生徒たちの注目のまとに。それを面白く思わないクルデンホルフ大公国の姫であるベアトリスに目を付けられてしまうティファニア。さらに厄介なことにベアトリスはハルケギニア最強とうたわれる竜騎士団を親衛隊として連れて来ているとんでもない姫で・・・。
魅惑の女子風呂
ティファニアの一件で才人に対して怒りが治まらないルイズ。事情をいくら説明しても自分を信じてくれないルイズに業を煮やした才人は、ルイズの部屋から出て行ってしまう。行き場の無い才人が水精霊騎士隊の溜まり場に行った所、なんと先日の事件での活躍をきっかけに、騎士隊に空前のモテ期が到来していた。女の子たちに囲まれ、いい気分のマリコルヌ、ギーシュと対照的に才人の気分は落ち込んだまま。そんな才人を元気付けようとして、ギムリが騎士隊の仲間たちにある提案をするのだった?!
禁断の魔法薬
シエスタは魅惑の妖精亭で、ジェシカとスカロンに才人への想いに関する悩みを相談していた。シエスタの弱気な発言を聞いたジェシカは、ある魔法の薬をシエスタに渡すことに。シエスタは勢いで薬を受け取ってしまったものの、それを才人に使ってもいいものかどうか彼女の心は揺れる。だが、女子風呂の一件でお仕置きを受けるかわいそうな才人を見てシエスタはついに決心することに!! そしてルイズとの交渉の末、シエスタは1時間だけ才人のレンタルに成功する。シエスタは、なんとか才人に魔法の薬を飲ませるために「新婚さんごっこ」をしようと才人に提案するのだが・・・。その魔法の薬をめぐって学院中で大変なことが起こる羽目になろうとは、その時シエスタは知る由もなかった・・・。
スレイプニィルの舞踏会
才人を巡る恋のライバル関係に決着をつけるため、シエスタはルイズに勝負を提案する!! それは翌日催される「スレイプニィルの舞踏会」で、才人がルイズを見つけることが出来るかどうかというもの。ただし、この舞踏会は「真実の鏡」というマジックアイテムで、自分がもっとも憧れる人物の姿に変身して行うという趣向のイベントである。絶対に負けられないルイズは、才人に自分を見つけられたら「この間の夜の続きをしてあげる」という大胆な約束をする。そして舞踏会当日、会場で才人は首尾良くルイズの姿を見つけるのだが・・・。
東方号の追跡
絶対絶命の才人とルイズを救ったのは、あのコルベール先生だった。しばし再会を喜ぶルイズと才人。しかし才人は昨夜のタバサの行動に合点がいかず誰にも相談できずに一人悶々と悩む。一方、ルイズは昨夜目撃してしまったアンリエッタと才人の関係に思い悩む。ルイズは才人に真相を問いただそうとするが、当の才人には逃げられてしまう。ルイズはそのことをシエスタとティファニアに話したところ、ルイズの気持ちが晴れるのならと、「昨夜(ゆうべ)の水晶」という覗いた相手の昨夜の様子が見えるマジックアイテムをティファニアから渡される。3人は、それを使って才人の昨夜の行動を知ろうとするのだが・・・。
タバサの妹
タバサの不可解な行動は実は何者かの命令によるためだった、という証拠を見つけるため、ルイズ達は魔法学院の庭を探し回っていた。すると突然、青い髪のスタイル抜群の美少女が、空から降って来た。呆気にとられている面々をよそに、才人に抱きつき「お姉さまを助けて」と懇願する少女。タバサの妹でイルククゥと名乗るその美少女は、タバサが母親とともに幽閉されてしまったことを告げる。それを聞いた面々は即座にタバサを助けに行く決心を固める。だが、騎士隊は女王陛下付きの近衛隊であるため、独断で動くことは出来ない。女王に許可を得るため、シルフィードに乗り王宮を訪ねる一行であったが・・・。
国境の峠
タバサを救出するために、なんとか牢屋から脱走したルイズと水精霊騎士隊は魅惑の妖精亭に集まった。すでに街中は彼女達を捜す兵士で一杯になっている。女王の命に背き、貴族の地位を捨ててまで友人を救いに行こうとする一同に、呆れながらも手助けするスカロンとジェシカ。そしてコルベールが一計を案じ、二手に分かれてタバサ救出に向かうことに!一方囚われの身のタバサは、ベッドで眠り続ける母親の横に座り、「イーヴァルディの勇者」という本を淡々と読み聞かせるのであった・・・。
アーハンブラの虜
タバサの行方を探し、彼女の実家付近で情報を集めるルイズ達一行は、タバサが病気の母と共にガリア東端のアーハンブラ城に連行されたことを知る。なんとか城までたどり着いた一行だが、城は多数の兵士が守りを固めており、正面突破でタバサを救出するのは難しい。そこでキュルケが一計を案じることに!? 隊長のミスコールと交渉し、何とか城への潜入に成功した一行。しかし隊長がルイズを気に入り、自分の部屋で酒の相手をさせようとする。少しでも皆に協力したいと思うルイズは、意を決して隊長の元に赴くのであったが・・・。
自由の翼
アーハンブラ城を抜け出したルイズ達一行は、ガリアから脱出するために足早に歩を進める。道中ルイズは虚無の魔法が使えなくなったことに気がつき動揺する。もしこのまま魔法が使えず、虚無の担い手でなくなってしまったら・・・。ガンダールヴである才人の気持ちは、虚無の力とともに自分から離れてしまうのではないか・・・。ますます不安に陥るルイズをよそに、疲労のせいだと取り合わない才人。さらにタバサはルイズの代わりに才人を守ると言い放つ。そんな彼らに巨大で邪悪な黒い影が忍び寄る!!
第13話
ゼロの使い魔ゼロの使い魔F2012年
聖国のルイズ
ガリア王ジョゼフの魔手からタバサを救い出したルイズと才人たちは、学院に戻り元の日常に戻っていた。
だが、女王からのブリミル教の総本山であるロマリア連合皇国への出立の命によりそんな日々も終わりを告げる。
ルイズたちとオンディーヌ騎士隊の面々は、急ぎオストラント号に乗りロマリアへと到着する。
大聖堂で彼らを待っていたのは、アンリエッタそして、ロマリア教皇ヴィットーリオその人だった!
当惑するルイズたちに教皇は、さらに驚愕の事実を告げる…。
水都市の巫女
大聖堂から「始祖の円鏡」を盗み出した賊の正体は、「元素の兄弟」と呼ばれる傭兵だった。
彼らの雇い主は一体誰なのだろうか…? 陰謀の気配が漂うが、教皇たちは、すでに想定済みであるかの様に動揺したそぶりも見せない。
その様子が気にかかるアンリエッタとアニエス。
しかし、彼女たちの不安をよそに、ガリア国境に近いアクイレイアの街で教皇の即位三周年式典の準備は進められてゆくのだった。
無能王の乱心
元素の兄弟の策にはまりシェフィールドにさらわれたルイズ。始祖の円鏡の秘めた力によってルイズは、あるものをガリア王ジョゼフに奪われてしまう。
ジョゼフは、ビダーシャルにより火の力を封じ込めた火石をガーゴイルにロマリアとガリアの艦隊が対峙する前方へ運ばせ、ロマリアの艦隊を攻撃しようとしていた。
一方、才人はタバサとシルフィードに乗り、ルイズを探して艦隊へ向かっていた…。
女王陛下の恩賞
トリステインに戻ったルイズと才人は、舞踏会で幸せそうに踊っている。
幸せを噛みしめていたルイズであったが、後日ルイズの部屋にシエスタが慌てて飛び込んでくる。
何事か聞けばティファニアが才人に迫っていたらしいと言う。
焦りからなのか、ライバルは一人でも少ない方がいいとのシエスタの言葉に乗せられてなのか、ルイズはティファニアの誘惑から才人を守るため、急いで才人と二人で住むための新居を探そうと思い立つのだったが…。
ド・オルニエールの乙女たち
アンリエッタから恩賞として領地を拝領した才人。しかし、そこは荒地にボロ屋敷という有様だった。
そこにルイズが才人と暮らしている事を知ったエレオノールがルイズを連れ戻しに来る。エレオノールは貴族としての振る舞いも出来ない平貴族にヴァリエール家の娘を嫁がせる事は出来ないと、とりつくしまもない。ルイズは姉を納得させるため、才人をどこに出しても恥ずかしくない貴族に改造しようとするのだが、そのことで才人とケンカになってしまう…。
波乱の露天風呂
才人のお屋敷の敷地内で温泉が湧き出した。
怪訝な顔をするルイズをよそに、才人は一人だけ楽しそうな様子で、学院からギーシュやみんなを呼んでお屋敷のお披露目パーティーをしようと思い付くのだった。
パーティーの当日、ルイズ、アンリエッタ、タバサ、ティファニア、シエスタのそれぞれの才人への想いが温泉の湯気のようにゆらゆらと交錯することに…。
砂漠のエルフ
才人たちの下に二組の招かれざる客が訪れる。
一組目は元素の兄弟。以前の借りを才人に返すため、いきなり襲いかかって来るのだった。そんな中、もう一組の来訪者、エルフの三人組が現れる。周囲の水を利用したエルフの眠りの魔法により眠ってしまう才人たち…。
眠りから覚めると才人は、奇妙な装飾を施した見知らぬ部屋に居た…。
傍らにはティファニアが眠っている。一体ここはどこなのだろうか…。
逃亡の地下水道
才人とティファニアがさらわれてから1週間。ルイズは一人でエルフの国へ出発しようと決断する。
時を同じくしてエルフの国では、才人とティファニアが評議会に引き出されていた。強硬派のエスマーイルが二人の処刑を声高に主張する。その横暴さに才人は抵抗を試みるのだが、即座に取り押さえられてしまう。
牢に入れられた二人。ティファニアは一人で逃げてと告げる。だが、才人は一緒に居て彼女を守ると力強く言うのだった。その言葉を聞いたティファニアは抑えていた気持ちを才人に告白する…。
タバサの戴冠
ルイズの才人に会いたいという気持ちが呼び起こした新たな始祖の呪文により、絶体絶命のピンチを脱した才人たちは、ガリアの
王都リュティスへと到着する。出迎えたカステルモールにタバサは即位戴冠式の準備を進める様に告げる。
ついにガリア女王に即位する決心をしたタバサ。
戴冠式までの間、ルクシャナとアリィーはエルフである事が公になり騒ぎにならない様、外出を禁止される。だが、研究者としての
好奇心からか、見張りのギーシュ、マリコルヌの目を盗みルクシャナは部屋を抜けだしてしまうのだった…。
災厄の目覚め
教皇からルイズ、才人、ティファニアと共に至急ロマリアへ来て欲しいとの要請が届く。聞けば火竜山脈の麓の村が一夜にして壊滅してしまったという…。
迎えのジュリオとの合流地点であるアクイレイアへとシルフィードに乗り急ぎ向かう才人たち。
そこで彼らが見たものは…あの美しかった姿が見る影もなく変わり果てたアクイレイアの街だった…。
ルイズの選択
エンシェントドラゴンとの戦闘中に気絶してしまった才人が、次に目を覚ました場所は宮殿のベッドの上だった。
深い悲しみを背負っているはずの才人は、なぜか大げさな態度をとって、ルイズに対して無理に元気な姿を見せようとする。しかし、
そんな才人の姿に耐えられず、ルイズはひとり部屋を出て行ってしまう。
「これ以上、才人の命が削られていくのを見たくない…」そんなルイズの気持ちの表れでもあった。
ゼロの使い魔
ついにエンシェントドラゴンとハルケギニア連合軍の戦いが始まってしまう。
諸外国の協力を得て、ハルケギニア連合軍は善戦するもなかなかエンシェントドラゴンに決定打を与えることが出来ない。
そして、とうとうルイズは、エンシェントドラゴンに追い詰められてしまう。
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