マギ

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作品情報

シリーズ数 3シーズン
話数
  • マギ The labyrinth of magic2012年25話
  • マギ The kingdom of magic2013年25話
  • Season 32014年25話

全75話

あらすじ

秘宝が眠るとされる謎の遺跡「迷宮(ダンジョン)」が出現する不思議な大陸を旅している少年・アラジン。 彼は旅の中で出会ったアリババと共に秘宝を手にするため、「迷宮(ダンジョン)」攻略を目指す。 その中で生じる様々な出会いと別れを繰り返す中で、アラジンは自ら宿命を知ることになる。

マギマギ The labyrinth of magic2012年

アラジンとアリババ

突然、世界のあちらこちらに出現した古代王朝の遺跡群「迷宮(ダンジョン)」には、 「ジンの金属器」と呼ばれる不思議な力を持つ魔法アイテムや、たくさんの金銀財宝が眠っているという。 砂漠の中のオアシス都市、チーシャンで働く少年・アリババも「迷宮攻略」で一攫千金を夢見る1人。 ある日、不思議な力を持った少年・アラジンと出会い、一緒に難攻不落の迷宮を目指すことに。 アラジンとアリババの大冒険が今、始まる。

迷宮組曲

迷宮に入ったアラジンとアリババに、数々のトラップや、危険な迷宮生物が襲いかかる。 アラジンが呼び出す精霊「ウーゴくん」によって撃退するも、アラジンの体力は限界に・・・。 その姿をみたアリババは、アラジンと心から向き合う事を決意する。 一方、アラジンをつけ狙っていたチーシャン領主・ジャミルも、戦闘能力の高い奴隷、 モルジアナ、ゴルタスを引き連れ、迷宮へと向かう。 更なる危険が二人に迫ろうとしている…。

創世の魔法使い

やっと再会したアラジンとアリババ。 しかし、奴隷を人とも思わない非道なジャミルは、 ゴルタスを炎の罠避けに使い、すぐにアラジン達に追いついてしまった。 さらに、桁外れの戦闘能力を発揮するモルジアナを前に、倒れるアリババ。 すると、アラジンが今までとは違う、不思議な力を解放する。 その力の片鱗をみたジャミルは歓喜の声で彼を呼んだ。 「王を導く者。偉大なる創世の魔法使い―マギ―」と。

草原の民

迷宮アモンを攻略し、念願のお金持ちになったアリババ。 財宝を使ってモルジアナ達奴隷を解放するも、喜びを分かち合える友・アラジンの姿はなかった…。 そして、舞台は草原の国・黄牙帝国へと移る。 かつては巨大な帝国を築いていた黄牙一族も、いまは奴隷狩りや煌帝国の脅威に晒されながら暮らしている。 それでも、ババ様を中心に、仲間を想い合い、たくましく生きている黄牙の人々と触れ合い、アラジンは何かを感じ取る。

迷宮攻略者

煌帝国の将軍・白瑛は、アラジンが信じた通り、黄牙帝国を戦争ではなく、平和的な解決で傘下に加えようと尽力していた。 しかし、それを良しとせず、戦争を望む部下・呂斎の奸計にはまってしまう。 一方、それを知らない黄牙の人々は、ババ様を討たれた事に憤慨し、剣を取ろうとする。 命を賭して、一族としての誇りを守るのか、それとも命を守るべきなのか。 この一触即発の事態に、アラジンは・・・。

戦闘民族ファナリス

アリババによって奴隷の身分から解放された戦闘民族ファナリスの少女・モルジアナは、 恩人ゴルタスの言葉を胸に、故郷カタルゴへ帰る事を決意する。 それから半年。 カタルゴへ唯一向かう船が出ているバルバッドを目指すため、 モルジアナはライラとサアサの所属するキャラバンに入って旅をしていた。 しかし、バルバッドへの一本道には、奴隷商人と結託している盗賊団が住みついており……。

その名はシンドバッド

アリババとの再会に期待を寄せているアラジンとモルジアナの目の前に、突然、 盗賊に身ぐるみ剥がされたという裸の男が現れる。 シンと名乗るその男と共に、ついにバルバッドに到着したアラジン達。 バルバッド王国は古来より貿易の中心地として栄えていたが、 先王が亡くなってからは内乱が続き、交易が止まるなど、国が乱れているという。 その騒乱の中心にいるのは「霧の団」という義賊だというが・・・。

守れない約束

迷宮アモンを攻略した時に「一緒に世界を見に行こう」と約束を交わしたアラジンとアリババ。 しかし、アラジンの期待をよそに、「霧の団」のトップとして再会したアリババは、 まるで人が変わったかのように、アラジンを冷たく突き離す。 その様子を見かねたモルジアナはある行動に出ようとしていた。 一方、シンドリア・バルバッド間の貿易再開の為に「霧の団」を退治しようとしているシンドバッド達は、 バルバッドの経済状況を混乱に陥れている原因は煌帝国が発行する 「煌紙幣」の介入であることを突き止める

王子の責任

アリババは、アラジン達に、かつての自分の話を始めた。 スラム出身の自分が王子として王宮に引き取られた事。そして、カシムの裏切りによって、王宮が襲われた過去…。 それでも、カシムを許し、人々を「霧の団」の力で救おうとするアリババ。 そんな頑な姿を、黄牙の村での記憶と重ねながら、アラジンはアリババに手を差し伸べる。 「大丈夫だよ、僕も君と一緒に考えるから」 しかし、アリババがその手を取ろうとした瞬間、カシムが現れるのだった。

その名はジュダル

「霧の団」に入ったシンドバッドによって、バルバッド王宮へと連れて行かれたアリババ。 身分を明かした事によって国民の期待を一身に背負ったアリババは、 勇気を振り絞って、国民の生活の保障を必死で訴えた。 しかし、アブマドはそれを相手にするどころか、 アリババに侮辱の言葉を投げ、交渉は決裂してしまう。 さらに不運な事に、その場にシンドバッドと因縁がある煌帝国の神官・ジュダルが現れる。 それは、アラジン達にとって災厄の前触れであった……。

新たなる来訪者

アラジンとジュダル。マギ同士の人知を越えた戦いが始まった。 ジュダルの魔法に、アラジンはウーゴくんと応戦する。 しかしジュダルの攻撃がアリババへと牙をむいたその瞬間、ウーゴくんはアラジンの意思に関係なく動き出し、 圧倒的な力でジュダルをねじ伏せた。 だがそこへ、煌帝国の姫君・練紅玉が乱入し、ウーゴくんを消滅させてしまう。これに激昂したアラジンだがー…。

決意と決別

兄さんを止めてくれ――バルバッドを奴隷産出国にしようとするアブマドの計画を止めて欲しいと言うサブマド。 君が王になれ――本物の輝きを持つシンドバッドからの重い一言。 誰かが国を救わねばならない、でもそれは自分がすることなのか。 アリババは周りからの期待とは裏腹に、己の弱さを抱え、ひとり思い悩む。 「アリババ君は勇気ある人なんだ」そう言ってくれたアラジンはまだ目を覚まさない…。

反逆の王子

力が欲しいと望むアリババに、シンドバッドは「ジン」の使い方のひとつである「武器化魔装」を教える。 しかし、カシムが動く前に決着をつけようとするアリババは、これを未修得のまま単身、王宮へと乗り込む。 その行く手を、煌帝国の恐ろしき迷宮生物達が阻み、崩れそうになるアリババ。 国を守る、カシムを止める。 ついに前に進む覚悟を決めたアリババに、仲間たちも動き出す!

アリババの答え

モルジアナの助けや、サブマドの勇気ある行動によって、ついにアブマドと対峙したアリババ。 もはやアブマドの命令に従う兵士はおらず、クーデターは成功した。 しかし、そこへ騒ぎを聞き付けた練紅玉が駆け付ける。 バルバッド国王と婚姻し「国民の人権委譲契約」を結ぼうとする紅玉。 この局面に、アリババの出した答えは―…。

カシムの答え

「バルバッドを格差のない共和制市民国家にする」 新しいバルバッドの姿を宣言したアリババ。 それは、国のために、カシムを止めるためにアリババが出した「答え」。 そして、アリババからの「答え」を突き付けられたカシムもまた、「答え」を出す。 王政が消えても王族の罪は消えない、王族は倒すべき敵だ、と。 ひとつになりかけた運命が逆流し始める――!

ソロモンの知恵

闇の金属器の力はカシムを、人ならざるもの――『黒いジン』へと変えてしまった。 憎しみから生まれた黒いルフのパワーを得たカシムは、 積年の恨みを晴らそうと、王宮内の人々を襲い始める。 絶体絶命の窮地に立たされ、傷付きながらも何度でも立ち上がるアリババ。 その時――友は再び手を伸ばす!

笑顔

アリババの窮地に、アラジンは戻ってきた。 アリババと、『黒いジン』になってしまったアリババの大切な友達・カシムを導くために。 そして、アラジンと力を合わせ、折れたアモンの剣を復活させたアリババは、 もう一度、『黒いジン』へと挑み、その懐へと飛び込んでいった。 「カシム…。もう一度、お前と話がしたい」 アリババはカシムを闇から救えるか――。

シンドリア王国

命を落とした民のため、友のため、バルバッドの立て直しに心血を注ぐアリババ。 しかし、そこに煌帝国の大艦隊が押し寄せる。 この事態を重く見たシンドバッドは、アリババを強制的にバルバッドから脱出させる。 志半ばで国を離れる事になったアリババだが…。 それから数ヶ月。 舞台は南海の島国シンドリア王国へと移る。

ホシの名はシンドバッド

シンドリアに滞在中のアラジンとアリババは、シンドバッドから“世界の異変”を起こしている組織、 アル・サーメンの存在を聞かされる。 バルバッドの混乱を招いたこの組織と戦う為、シンドバッドに協力することを約束した2人は、 シンドバッドに仕える “八人将”― 剣の達人・シャルルカン、天才魔道士・ヤムライハ ―を、 それぞれ師匠として修行に励む。 そんな中、バルバッドを占領下に置いた煌帝国の第四皇子・練白龍と、 第八皇女・練紅玉の使節団がシンドリアにやってきて…。

王子と皇子

白龍は自分がシンドリアに来た本当の理由をシンドバッドに打ち明け、協力を仰ごうとする。 しかし、シンドバッドは、早急な返事を求める白龍に対し、射るような視線を返す。 「話の続きがしたければ、君はもっと学びなさい。」 そう言って白龍を諭すと、アリババに付いて外の世界を学ぶよう提案をする。 その頃、アリババはバルバッドで受けた傷が疼きだして―…。

迷宮ザガン

イスナーンによって黒い呪いをかけられたアリババとシンドバッド。 その呪いを祓う為、アラジン、アリババ、モルジアナ、 そして白龍はトランの島に現れた第61迷宮ザガンへ向かう事に。 初めての迷宮攻略で気負う白龍。 一方、アリババの頭の中では、白龍のことを「憎め、殺せ・・・」という声が響く。 それがイスナーンの仕業なのか、それともアリババ自身の本当の心の声なのか―…。 それぞれに不安を抱えながら迷宮ザガンへと足を踏み入れる。

炎の眷属

全てを抱え込みひとりで戦おうと、もがき苦しむ白龍…。 その姿を、バルバッドでの自分の姿に重ねたアリババは、白龍へ素直な感情をぶつける。 「お前は一人じゃない!」 その言葉に、アリババの本質を見た白龍は、共に闘うことを決意する。 心の壁を取り払い、一丸となって、ザガン攻略に臨む4人。 その様子をヤムライハの魔法で見守っていたシンドバッドたちの元へ、思いもよらぬ敵が現れる。

鬨の声

仲間を救いたいというモルジアナの強い願いに、炎のジン・アモンが答えた。 だが、眷属器を使ったモルジアナは急激な魔力の消耗により倒れてしまう。 そこへ、アル・サーメンの使者、イスナーンが亡国ムスタシムの王女ドゥニヤを連れて出現する。 アリババの事を「国土を蹂躙され、国を滅ぼされた王子」と罵る彼女の手には、 カシムと同じ、闇の金属器が握られていた…。

堕転

ついに闇の組織アル・サーメンとシンドリア王国との戦いの火ぶたが切って落とされた。 襲い来るアル・サーメン軍団を迎え撃つ八人将。 しかし、その戦いを見ていたシンドバッドは妙な違和感を覚えるのだった。 一方、迷宮ザガンでは、闇の全身魔装をしたドゥニヤに、アラジンたちは苦戦を強いられていた。 更に、運命を憎めと挑発をするイスナーンの言葉に、アリババの心は動揺し―…。

アリババとアラジン

シンドリア王国への攻撃は陽動で、アル・サーメンの真の狙いはアラジンとアリババだった。 シンドバッドが気付いた時にはすでに時遅く、アリババは闇にとらわれてしまっていた。 「すべてが運命で決まってるなら・・・どうしてその決まっている運命を辿らなくちゃいけないんだ…?」 アリババの脳裏に、救えなかったものたちの光景が浮かぶ。 「運命はいいなりになるものじゃない。乗り越えることで命を…世界を前へ進めるものなんだよ」 王を導く「マギ」として、友として。アラジンがアリババを導く。 いま、勇気と友情が世界を創る―。

マギマギ The kingdom of magic2013年

旅立ちの予感

迷宮ザガンを攻略し、シンドリア王国での宴を満喫するアラジンたち。 そこでアラジンはシンドバッドから、『三人のマギ』について聞かされ、シンドリア王国のマギとしてレーム帝国に行くことを持ちかけられる。 アラジンはその言葉に対し、自分はシンドリアのマギではないと微笑む。 宴の中、アラジンはアリババに、この世界を終わらせないことを誓う。 「……でも、僕はこれからどこに向かって進めばいいんだろう?」

旅立ち

マグノシュタットの魔法学校へ行くことを決意したアラジンは、自分も共に行くというアリババの誘いを断る。 その態度に納得がいかず悶々とするアリババ。 一方、アラジンの決意を知ったモルジアナは自らの故郷である暗黒大陸への思いを強くし、白龍・紅玉もシンドリアを発つことを決意する。 それぞれが、それぞれの進むべき道に向かい、動き始める―――。

出航

シンドリアを出て、船旅を始めるアラジン・モルジアナ・白龍。 ついにアリババと仲直りできないままだったと語るアラジンたち。しかし、その背後でうごめく影が…。 実はアリババも隠れて同じ船に乗り込んでいたのだ。 一緒に行くと言い出せないまま出航してしまった船の中、アラジンたちとの仲直りをもくろむアリババだったが…。

海賊

ラジンたちの乗った船を襲う、子供ばかりの海賊たち。 アリババや白龍の抵抗むなしく、魔法道具を操る海賊にアラジンがさらわれてしまう。 一旦港に入港したアリババたちは、その海賊が「オーム・マドーラ」と呼ばれ、襲った町から貧民街の子供をさらっていることを聞かされる。 そして海賊船の中で目を覚ましたアラジンは、子供たちのマゴイを使って動く巨大な魔法装置を目の当たりにしていた。

オーム・マドーラの島にたどり着いたアリババたちは、海賊を蹴散らしアラジンの救出に向かう。 しかしその道中ではまだ幼い子供までもが、マドーラのことを守ろうとアリババたちに刃を向ける。 スラムからさらわれた子供たちは洗脳され、マドーラを母と慕っているのだった…。 一方その頃、アラジンはマドーラの術にかけられ、母の記憶を呼び起されていた。

優しい人

オーム・マドーラの術にかかり、アリババたちに襲いかかる白龍。 その身を魔装に包んだ白龍の心は、兄たちを失った幼い日の憎しみに燃えていた―――。 我を失い猛攻をしかけてくる白龍だが、ついにマゴイを使い果たし気を失ってしまう。 戦いの隙をつき逃げようとしたマドーラと海賊たちも、待ち受けるアクティア海軍に捕えられる。 しかしそんな中意識を取り戻した白龍は、移送されようとするマドーラを庇うように立ちはだかる…!

練紅覇登場

アリババはレーム帝国の帝都レマーノへ、 モルジアナはレーム南部のカタルゴへ、 そしてアラジンはマグノシュタットへ。 別れを前に、三人はアクティアでの最後の夜を楽しんだ。 二人と別れマグノシュタットに向かうアラジンは、ある人物の乗った馬車に同乗することに。 アラジンと同じくマグノシュタットに向かうという、その人物とは…?

特訓の日々

魔法に満ちた国・マグノシュタットの魔法学院に入学したアラジン。 しかし入学時の実力別クラス分けでは、最低ランクの「コドル6」に分類されてしまう。 早速翌日から授業がスタートするが、アラジンたちのクラスで行われるのは「身体強化」のものばかり…。 「一ヶ月間、己を信じ、妥協を許さなかった者にのみ魔法の指導をさずけよう!」 マイヤーズ教官の厳しい特訓に、アラジンは耐え抜くことができるのか!?

レーム帝国

盗賊に身ぐるみはがされながらも、どうにかレーム帝国にたどり着いたアリババ。 早速シャンバル剣闘士養成所に入ろうとするが門前払いをくらってしまい、生き倒れそうなところをナンド三兄弟に助けられる。 ようやく食事にありついたアリババは、ナンド三兄弟の経営する店で無一文になっている全裸の男と出会う。 その男こそ、魔力操作の一族『ヤンバラ』の剣闘士、シャンバル・ラマーだった。 シャンバルに認めてもらうため、アリババはシャンバルの弟子・トトと刃を交えることに…。

最高司祭

闘技場で始まる、巨大なマウレニアヒヒ・ガルダとアリババの試合。 魔具の使用が許されないという過酷な状況で、アリババはガルダの凶暴な拳に追いつめられる。 それは、たとえ勝負がついても降参など認められない、命をかけた闘いだった…。 危機に瀕したアリババの脳裏に次々と仲間たちの笑顔が走馬灯のように現れるなか、アリババに背を向けるある人物が浮かび上がる。 そしてアリババは思い出す。 幼い頃、剣術も何もなく、ただ生きるために必死で戦っていた日々を―――。

大峡谷

故郷・カタルゴの地に立つモルジアナ。 しかしそこにはファナリスは一人もおらず、夢に描いていたような場所ではなかった。 失意のモルジアナは、トランの民の村で研究者として暮らすアブマド・サブマドに再会する。 そこでトランの長老から、暗黒大陸の裂け目「大峡谷」を越えた先にはファナリスがいると聞かされるが、しかし大峡谷に足を踏み入れた者は二度と戻っては来ないという…。 それでもモルジアナは、自らの本当の居場所を探しに大峡谷に行くことを決意する。

新たなる皇帝

皇帝崩御の知らせに一族が集結した煌帝国。 白龍も眷属を引き連れ帝都に降り立ち、白瑛とともに兄・紅炎と対峙する。 しかし白龍は「世界をひとつにするために一人の王が必要」と語る紅炎の言葉に、頷くことはなかった…。 翌日、兄弟全員が揃った場で前皇帝の遺言状が明かされる。 そこに書かれていたのは、皇太后・練玉艶を新たな皇帝とするという衝撃の言葉だった。

ティトス・アレキウス

マグノシュタットの魔法学院で、一学年の修了式・イクティヤールが行われる。 高度な魔法を習得したアラジンは首席修了間違いなしと言われていたが、皆の予想に反し、選ばれたのはティトス・アレキウスという少年だった。 スフィントスと共に二学年に進級したアラジンは、高飛車な態度をとるティトスの怒りを買い、諍いを起こしてしまう。 そこに現れた学長のモガメットは、アラジンとティトスに実戦試験を行うように命じる。

隠された民

けがをしたアラジンを見舞い、病室を訪れたティトス。 実はティトスは、レーム帝国のマギ・シェヘラザードの密命を受けマグノシュタットにやってきたのだった。 自身の使命を告白したティトスに、アラジンもマギであることを明かし、助け合っていこうと呼びかけるが、ティトスは答えずに部屋を去る。 翌日、スフィントスと共にマグノシュタットの街を見物に行こうとするアラジンの前にティトスが現れ、これまでと一転して友好的な態度をとる。 そして3人は魔法道具に満ちた街を満喫する。 しかしアラジンは幸福に暮らす人々を目の当たりにしながら、立ち入ることの許されない“5等許可区”の存在が気にかかっていた…。

魔導士の国

5等許可区に住む非魔導士の人間からマゴイを吸い取ることで成り立つマグノシュタットの街。 その残酷な仕組みを知ったティトスは、衰弱していく少女・マルガを救い出そうとし、5等許可区を管理し非魔導士を差別する魔導士たちに反抗する。 そんなティトスとともに戦おうと、マギとしての力を解放しようとするアラジン。 しかしそこにマイヤーズが仲裁に現れ、アラジンとティトスはモガメットの元に連行される。

残された命

特別講義でモガメットは学生たちに、非魔導士の人間は魔導士によって管理されるべきと語る。 5等許可区の現状を知るティトスとアラジンは反論するが、しかし「魔導士の国を作る」というモガメットの言葉に他の生徒たちは心を動かされている様子で…。 講義の後モガメットはティトスに、「マルガを連れ出し地上で暮らしてもよい」と語る。その真意とは?

宣戦布告

ティトスはモガメットに対して、自分はシェヘラザードの魔法により作られた分身であること、そしてその命があと一月ほどで尽きることを明かす。 悲しみのあまりティトスのルフが濁りそうになったその瞬間、気を失ったティトスの意識はシェヘラザードと同調する。 シェヘラザードはティトスを介し、レーム帝国の属州になるようモガメットに語りかけるが、モガメットはその要求をはねのける。 そして翌朝、全魔導士たちを集めたモガメットはレーム帝国との開戦を宣言する―――!

レームの脅威

ついにレーム帝国とマグノシュタットによる戦争が始まった。 魔導士たちの強大な魔法によりレーム軍の進行を阻むマグノシュタットに対し、レームは化学の力による火薬兵器で結界を攻撃する。 それぞれが理想とする国のあり方を掲げ、衝突するシェヘラザードとモガメット。 そんな中アラジンは、モガメットの『力』を止めるべく前線へと急いでいた。

本物のマギ

魔法によりファナリス兵団を撤退させようとするマグノシュタットの魔導士たちを、力魔法の金属器と眷属器により次々と倒していくムー・ロゥロゥ・ミュロンたち。 ついにその力が結界を破ろうとした時、彼らと対峙するアラジンはマギとしての力を解放し、3体の巨人を喚び出しその行く手を阻む!

再会

全身魔装したムーによる極大魔法を食い止めようとするアラジンだったが、その力の前に劣勢に立たされてしまう。 しかしそこに現れたアリババが、アモンの剣によりムーの極大魔法を防ぐ。 中立地点で話し合いをすることになったアラジンとシェヘラザード、そしてアリババとティトス。 互いについて和やかに語り合う4人だったが、一方マグノシュタットでは、魔導士たちの死傷に心を痛めるモガメットがいた…。

王の器

かつてモガメットは、全ての人間を守るという理想を抱いていた。 しかし今、戦争で傷を負った魔導士たちと、魔導士にすがるしかない非魔導士の国民たちを目の当たりにし、自分が守りたいものは魔導士だけだと胸に誓う。 そしてモガメットは黒いジンを操るため、自ら堕転することを決意する。 モガメットの精製した黒いジンは、マグノシュタットを目指す紅覇率いる煌帝国軍へと向かう!

守りたいもの

黒いジンと戦う魔装したアリババのもとに現れた紅炎に、アリババはバルバッド王国王子として対峙する。 紅炎は眷族と共に次々と黒いジンを倒していくが、モガメットは黒いルフを意のままに操り、非魔導士の王たちを滅ぼそうとする。 シェヘラザードの立つレームの艦隊にも無数の黒いジンが襲いかかるが、そこにティトスの姿はない…。 ティトスは、自らが一番守りたいものに悩み、家で一人震えていたのだった。 しかしティトスと出会って救われたというマルガの言葉に勇気づけられ、ついに立ち上がる。

魔装戦士たち

空にできた暗黒点を塞ぐため、アラジンは金属器使いたちのジンを呼び出す。 「依り代」が悪意の化身を引き下ろしてしまえばこの世界は滅んでしまうと語るジンたち。 その言葉から、アラジンがアルマトランのことを知る存在であると理解した紅炎は、この世界の真実を全て明かすよう迫る。 そんな紅炎にアラジンは、「依り代」を壊すのを手伝ってくれれば全てを話すと約束する。 紅炎は紅明・白瑛・紅玉を呼び出し、煌帝国の金属器使い総力戦で「依り代」の破壊に向かう!

滅亡の時

アリババと紅炎の極大魔法によりダメージを与えたかに見えた「依り代」だったが、黒いジンを取り込んだ「依り代」は巨人のようなものを生み落とす。 この世界のあらゆるものからルフを奪っていく巨人に、アラジンやアリババ、紅炎をはじめとする煌帝国の面々も窮地に立たされてしまう。 しかしそこに現れたのは―――?! 一方煌帝国では、戦いの様子を眺めながら「イル・イラー」を待ち望む玉艶がいた…。

おかえりなさい

七海連合の金属器使いを引き連れて現れたシンドバッドと、ユナンと共に現れたモルジアナ、さらにムーなどレーム帝国の金属器使いたちも「依り代」との戦いに参戦する。 しかしアリババたちの魔力はこれまでの戦いの中ですでに尽きかけてしまっていた。 そこでシェヘラザードは、その身体に蓄積された魔力を全て一度に放出するという最後の超律魔法を発動させ、金属器使いたちに魔力を分け与える。 シェヘラザードの力を得、各国の金属器使いが極大魔法を駆使する。 ダメージを受けながらも倒れない「依り代」。アラジンはその核となった堕転したモガメットの内へと、「ソロモンの知恵」を使い語りかける―――!

マギSeason 32014年

Season 3

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