魔法少女特殊戦あすか

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作品情報

シリーズ数 1シーズン
話数
  • シーズン12019年12話

全12話

あらすじ

伝説。神話。魔法–。科学の発展とともに忘れ去られた、もう一つの世界と、人類はついに邂逅を果たす。だが、その再会は幸福なものではなかった。地冥界より侵攻する化け物は、現用兵器の多くを無効化し、人類の運命は風前の灯火と思われた。だが同じく地冥界に苦しめられていた、精霊環境条約機構の助けにより、人類は起死回生の一手を手にする。魔法少女である。強大な魔力を手にした少女たちは、心身に多くの傷を負いながらも、人類を勝利に導き、ついに大戦を終結させる。しかし、それさえも、新たな戦いの始まりに過ぎなかった。国際犯罪、無差別テロ、内戦、紛争……。魔法少女の戦いは終わらない–

魔法少女特殊戦あすか シーズン12019年

帰ってきた魔法少女

人類と冥獣との戦争、ディストニア戦争終結から3年。魔法少女の活躍により世界は平和を維持していた。大戦の英雄だった大鳥居あすかは、殺し合いに疲れ、魔法少女を退役して女子高生としての生活を送っていた。平和な日常に慣れないあすかだが、少しずつ心を開ける友達もできていた。だが、そんなある日、友人の羽田紗綾子がテロ事件に巻き込まれてしまい、あすかは、再び魔法少女として望まぬ戦いの場へ身を投じる。

日常と戦友

再び魔法少女へと変身し、テロリストから友人を守ったあすか。そんな彼女へ、同じ“伝説の五人(マジカル・ファイブ)”だった夢源くるみの情報が入る。彼女は今もなお、魔法少女として戦いを続けていた。あすかはピンチに陥っていたくるみの元へ駆けつけ、あざやかに冥獣を倒していく。無事にあすかとの再会を果たしたくるみは後日、あすかと同じ高校、同じクラスへと転入してくる。あすかを慕うくるみの気持ちは、3年経っても変わってはいなかった。

もっとひどい戦争

捕縛したテロリストを取り調べたところ「バベル旅団」という名の組織が浮かび上がり、事態は深刻の度を深めていた。一方、転校してきたくるみを迎え、あすかは友人たちとプールに出かけていた。穏やかな日常に浸るあすかは、魔法少女としての戦いから遠ざかることを決意する。プールからの別れ際に、あすかたちと映画を見る約束をした希美だったが、バベル旅団の魔法少女、アビゲイルに連れ去られてしまう。

バベル旅団──交戦開始

監禁され、アビゲイルたちに拷問を受ける希美。希美が誘拐されたことを知って焦るあすかだが、政治的事情から公安もM班も、すぐには動けない状態にあった。あすかは魔法少女個人の自発的な行動として戦闘を開始する線で作戦を決行、くるみとともに出撃する。アビゲイルより負傷した希美を奪還し、くるみに彼女を任せたあすかはイルマリネンの手斧を持つ料理人、番人の魔術傭兵2人と対峙する。

極めて現実的な対処法

魔術傭兵のコンビを前に苦戦するあすか。魔術戦のカンを取り戻して撃破し、アビゲイルを追い詰めるものの、すんでのところで現れた謎のバベル旅団長の介入によって逃げられてしまう。一方、希美はくるみの応急処置もあり一命をとりとめるが、外傷以上に精神を蝕んでおり、一週間の記憶を消去するという荒療治が行われた。希美を巻き込んだことを悔やむ、あすかだが、くるみの言葉によって救われ、魔法少女として戦い抜くことを決意する。

星に願いを

希美に誘われて向かった近所の七夕祭りで、あすかはサンディノという気さくな女性に出会う。一方、バベル旅団の情報を追って日本へやって来たミアは、ジュリア、アーロンと共に六本木の高層ビル、そのペントハウスへ潜入する。しかし、そこで待ち受けていたのは罠。そしてミアを狙う敵の正体はサンディノであった。彼女を倒し、ミアが発見したものは「最後に笑う者が最も良く笑う」という“伝説の五人(マジカル・ファイブ)”の合言葉であった。

魔法少女特殊戦開発部隊

M班に加入したあすかの最初の任務は、北海道でのロシアン・マフィアとの戦闘。炎の魔術を使うとの情報に、“伝説の五人(マジカル・ファイブ)”のタマラが関わっている可能性も示唆されるが、魔術を使っていたのはナーズィニーという魔術傭兵であり、M班は彼女を倒し捕虜とした。一方、あすかたちと別ルートでロシアン・マフィアを追っていたタマラは逃げ出した残党を追跡。マフィア残党は「バベル旅団」の名を叫んで自爆する。

きっと素敵な魔法少女に

沖縄で父親から虐待を受ける少女、与那嶺ちさと。ある日、彼女はバベル旅団のギースによって魔法少女となる。そしてあすかたちも時を同じくして、沖縄へ向かっていた。その目的は、トポロジーブリッジのある沖縄で開かれる第六回・WTO二世界間多角的貿易会議、通称6th・ナハの警護。そこには同じ“伝説の五人(マジカル・ファイブ)”のミアとタマラの姿も。一方、ギースたちは、6th・ナハを狙う準備を極秘に進めていた。

地獄の蓋

6th・ナハ開催が迫る中、トポロジー・ブリッジから現れたのは、妖精国家メリピコのタビラ将軍。彼女を狙うバベル旅団のギースと冥獣軍団の襲撃が発生し、ついに全面戦争が勃発する。魔法少女たちも人類側の切り札として参戦し、防御陣地を展開するためにあすかとくるみを残してミアとタマラが前線に出ていく。そしてギース、魔法少女となったちさとの2人もタビラ将軍のいるシェルターへと向かい侵攻を開始するのだった。

それぞれの死闘

冥獣との戦闘に街中で巻き込まれた希美と紗綾子。前線に立って戦うミアとタマラ。そして散っていく多くの兵士たち。各々がギリギリの状況で戦いを続けていた。ちさとはくるみを襲い、ギースは、冥獣によりあすかを拘束して、タビラ将軍を狙う。護衛を瞬殺し、将軍にとどめを刺そうとするギースだが、すんでのところで、サッチュウの助けによって拘束を振りほどいたあすかが駆けつけた 。ギースと一対一の対決を開始する。

魔法少女たちと美しきこの世界

くるみVSちさと、あすかVSギースの激しい戦いが続いていた。対魔法少女用兵器として改造されたギースに対し、あすかはサッチュウの解析を生かして反撃するも武器を失ってしまう。最後に勝利をもたらしたのは、自ら戦場に赴いた飯塚が、あすかに投げ渡したイルマリネンの斧であった。タビラ将軍も九死に一生を得、ここに沖縄での防衛戦は終結し、4人の魔法少女は再び各々の戦いの場へと帰って行くのであった。

もしもこの戦いが終わったら

6th・ナハでの戦いを終え、あすかは3年前の大戦に向かう魔法少女たちの言葉を思い出していた。「この戦いが終わったら……」それぞれの日常に戻った魔法少女やその関係者たち。戦争が終わっても、火種が尽きたわけではない。バベル旅団の謎、家族のために戦う戦士、全てを失った少女、魔法少女でない者の戦い。そんな世界で生きる、あすかの出した答えは–「魔法少女の戦いは……終わらない!」

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