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作品情報
シリーズ数 | 2シーズン |
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話数 |
全24話 |
あらすじ
高校2年生の少女・菊池ユメは、正式な魔法遣いになるための研修を受けるべく、岩手県の遠野から東京へとやって来ました。両親共に魔法遣いであった彼女は、当然のように自分も魔法遣いになりたいと思ったのです。しかし彼女は、漠然と「良い魔法を遣いたい」「人のためになる魔法を遣いたい」と思っているだけで、魔法遣いにとって本当に大切なことは何なのかをまだ理解してはいないようです。1ヶ月間の研修で、指導官の小山田や依頼人達と触れ合いながら、ユメはどんな魔法遣いに成長していくのでしょうか・・・。
魔法遣いに大切なことシーズン12003年
夕焼けと鉄骨(前編)
大きなトランクを抱えて渋谷の街を彷徨う一人の少女・・・菊地ユメは、「魔法遣い」になるための研修を受けるべく、岩手県の遠野から、はるばる東京までやってたのでした。初めて見る大都会に翻弄された彼女は、街中で思わず大きな魔法を遣ってしまいます。そんなユメに親切にしてくれた少年に、彼女は魔法でお礼をしようと考えますが・・・。
夕焼けと鉄骨・後編
自分が今まで遣っていた魔法の多くが規定違反だったことを知ったユメ。ショックを受けた彼女は「良い魔法」とはなんなのかを初めて考えさせられました。指輪を支給され、正式に研修生として登録されたユメは、小山田と共に参事官の古崎のもとへ挨拶に赴きますが、そこで出会ったのはユメと同じ研修生であるアンジェラ・ブルックスでした・・・。
最高のニュース
ギンプン局長の出張が伸びたため、アンジェラは1日だけ小山田事務所で研修を受けることになりました。そこへ現れた依頼人・綾乃が魔法を馬鹿にしたことに腹を立てたユメは、思わず綾乃を怒鳴りつけてしまいます。その結果、なんとユメとアンジェラだけで今回の依頼を遂行することになってしまいました。はたして二人の魔法はうまくいくのでしょうか?
夏の夜と魔法遣い
「今日はお休みにします。」突然そう言って小山田はどこかへ出かけてしまいました。一日、暇になってしまったユメは、一人で街へと出かけてみますが、そこで言い争っている二人の子供・留奈と康之に出会います。二人の争いは、どうやら康之が魔法遣いであることに関係しているようですが、そんな康之に自分の昔の姿を重ね見たユメは・・・。
エプロンとシャンパン
今日も小山田事務所にやって来て、ケラ達を相手に落語を披露している留奈。ユメは留奈を家まで送って行きますが、その途中留奈を探しに来た母・陽子に出会います。塾をサボった留奈を心配し、叱ろうとする陽子ですが、留奈はあくまで反抗的です。どうやら陽子は、留奈の落語好きも気に入らないようですが・・・。
魔法遣いになりたい
パチャンガの開店準備中、ケラはTVのニュースを見るなり、血相を変えてお店を飛び出して行きました。夜になって戻ってきたケラですが、どうも様子がおかしいです。心配したミリンダは、ケラに事情を聞こうとします。翌日、ミリンダにせかされながら、ケラは小山田に何かを相談しようとしますが・・・。
魔法遣いになれなかった魔法遣い
小山田とユメとアンジェラは、ある商店街にやって来ました。ガラスに傷をつけるいたずらに悩まされた商店会長が違法な魔法依頼をして失敗したため、その後始末をするのが今回のユメたちの仕事でした。ユメたちの魔法行動は問題なく終了しましたが、その後、違法魔法を遣ってしまった青年・井上に出会ったユメとアンジェラは「街の魔法遣い」になりたかったという彼の志を知ることになります。
恋のバカヂカラ
魔法局に研修レポートを提出に来たユメはそこで井上とアンジェラに出会いました。ところが、朝食抜きだったユメはエレベーターの中で貧血を起こして倒れてしまいます。ユメを介抱する井上を見たアンジェラは、何故か平静ではいられませんでした。その後、井上を避けるようにするアンジェラを見たユメは、アンジェラが井上を嫌っているのかと思い、二人の仲をとりなそうと考えますが・・・。
ユメと少女と夏の種
ユメの研修もいよいよ大詰め。古崎参事官に呼び出された小山田に代わり、ユメが依頼人の話を聞くことになりました。 「行方をくらました父親を探して欲しい」という依頼内容を聞いたユメは、"助手"に任命されたケラとともに依頼人の住むマンションへと赴きます。ところがそこにいたのは・・・・。
魔法の行方
認証試験が近づき、ユメが遠野へ帰る日も近づいてきました。古崎に誉められたことにより、ユメは少し自信がついたようです。その日の依頼は、ある老婦人の住む古い家を新築の頃に戻して欲しいというものでした。ユメの遣った魔法は大成功に見えましたが、帰り際、依頼人がつぶやいた一言がユメを愕然とさせます・・・。
折れてしまった虹
遠藤家で発生した火事はユメに大変なショックを与えました。自分の遣う魔法が人を傷つけてしまう・・・。ユメは魔法を遣うことが怖くなってしまったのです。そんなユメにギンプンから認証試験の課題が与えられました。内容は「小山田雅美に魔法を遣う」というもの。意外な課題にユメも小山田も戸惑いを隠せませんでした。
魔法遣いに大切なこと
その日、心配する小山田達をよそに、ユメは事務所には帰ってきませんでした。公園で一人ネコを看取ったユメは、自分の魔法の無力さをますます実感するようになります。その時、ユメの前に現われたのは、かつてユメが義足に魔法をかけた善之助でした。「心をこめて魔法を遣ってくれたんだろ?それで充分だよ。」そう語る善之助にユメは・・・。
魔法遣いに大切なことシーズン22008年
美瑛より
夏―なだらかな丘、遠くの地平線と接する空。北海道・美瑛に住む16歳の少女―鈴木ソラは、国家公務員である魔法遣い=魔法士になるための研修通知を受ける。亡き父に報告を済ませ、母と愛犬のジョーを美瑛に残し、研修先の東京へ行く……期待と不安に。そんな折、ソラは親友のみちるにある相談を受ける。恋に悩む親友のために、ソラは魔法で親友のみちるに、あるプレゼントをする――。
東京
上京したソラは霞ヶ関にある魔法局へ向かう途中で、交通事故に遭遇。咄嗟の魔法行動で事故を回避したソラは周囲の人々から賛辞を贈られるが、その中で一人素っ気ない態度をとる少年が気になって…。
ようやく到着した魔法局で、同じ研修生である、ほのみ、ひより、浩二と出会うソラ。そこでもう一人紹介された少年は、さっきの事故現場で会った……。
ソラ
研修生たちはいよいよ魔法研修での初の依頼を受けることになる。
自信満々のほのみと黒田、心配で眠れなかったひより、実習で魔法をうまく使えないまま依頼を受ける豪太、そして…ソラが担当する依頼人は本橋真美。旧家のお屋敷に住む彼女から、ちょっとワケありな依頼を受けることになり…
豪太
原魔法事務所での生活にも慣れてきたソラ。ソラはひよりと仲良く出かけたりと、充実した研修生活を送っていた。
一方、なかなかうまく魔法を使えない豪太。家族のこと、友人のこと―思い出される在りし日の自分、受け入れられない魔法遣いの自分……そんな中で受けた次の依頼に、豪太はついに―
下北沢
実習を通じて、ソラがもつ潜在的な魔法能力のレベルの高さを目の当たりにした誠一郎。しかし当のソラ自身は、依頼に対する自らの魔法行動の結果に少なからず戸惑っていた。そんな中、新たな依頼人の元で行った魔法行動の結果が、ソラに大きな衝撃を与える…。
友達
何か元気のないソラを心配していたひよりは、研修の半休を使ってみんなで遊ぼうと提案する。こうして下北沢に遊びに来ることになった、ほのみ、ひよりは、ソラとともに原魔法事務所へ…と、入り口には幼い女の子。ソラたちにある依頼をしたいという。女の子がどうしても欲しいという、そのものとは――?
岐路
魔法行動に自信があった浩二だったが、実際の研修では依頼人とうまくコミュニケーションがとれず失敗の連続。そして、その失敗を素直に受け入れられずにいた。自らの中に大きく膨らんでしまった大きな選択……。ほのみを誘い、束の間中野散策に興じるが、その真意に気づいたほのみから、厳しい一言を浴びせられた浩二は終に……。
魔法遣い
研修講義中に突然、座礁した大量のイルカ救助要請の連絡が入る。災害時の魔法を経験するいいチャンスと、ソラをはじめ研修生全員が参加することになった。たくさんの魔法士が集団で魔法を遣う稀有な機会に、まだ魔法を使えない豪太は果たして――。
初恋
研修最後の休日。豪太は「魔法が使えたお礼に」とソラを自分が育った街、江ノ島に誘う。楽しく海で過ごした二人は、お互いの気持ちを確かめ合った。そんな中、豪太がふと目にした光景は、ソラと――。
いのち
卒業も近づく頃、卒業試験の話題でもちきりなクラスの中に、ソラの姿がない。何かを隠すかのように振舞う誠一郎と沙織に、豪太は本当のことを話してほしいと頼む。一方、渦中のソラは美瑛の母との電話でつい弱音を吐いてしまう。そしてソラが向かった先とは――。
卒業
卒業試験は、研修初日と同じ「水を氷に変える魔法」。無事合格したソラ、豪太、ほのみ、浩二、ひより…全員揃って卒業式を迎えることができた。多くの依頼人に出会い、さまざまな魔法を遣いながら成長した5人は、再会を約束する。そして別れの朝、ソラは――。
夏のソラ
晴れて公認魔法士となり、故郷・美瑛に帰ったソラ。母との久々の対面は、研修生活の話で持ちきり。そして――ソラが向かったのは『お父さんの樹』。亡き父が書いた『いらいしょ』を手に、ソラが公認魔法士になって初めて遣う魔法は――。
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