現実主義勇者の王国再建記

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  • 現実主義勇者の王国再建記2021年25話

全25話

あらすじ

たったひとりの身内である祖父を亡くした相馬一也は、

ある日、突然、異世界に勇者として召喚されてしまう。

召喚された先は、まるで中世ヨーロッパのようなエルフリーデン王国であった。

勇者どころか、ごくふつうの青年のソーマだが、

持ち前の合理的精神と現代知識から、次々と新しい政策を打ち出し、

傾きかけていた王国の財政政治体制を立て直していく。

ソーマと共に歩むのは、エルフリーデン王国の王女リーシア、

王国一の武を誇るダークエルフのアイーシャ、

怜悧な頭脳を持つハクヤ、大食いのポンチョ、歌姫のジュナ、

動物と意思疎通できる少女トモエなど、多才で個性的な仲間たち。

現代知識で窮地の王国を再生する

異世界内政 ファンタジー、

『現実主義勇者の王国再建記』。

いよいよ開幕!

現実主義勇者の王国再建記2021年

まず勇者より始めよ

相馬一也は勇者召喚の儀式によってエルフリーデン王国に召喚された。アルベルト王はその資質を見抜き、彼に王位を譲るとともに娘リーシアとの婚約も決めた。現代知識を駆使して挑む王国再建記がここに始まる。

ただ才あらば用いる

エルフリーデン王国の財政は苦しく、ソーマは輸出用の綿花中心の農業から食料増産に方針を変え、まず人民の暮らしの安定を図る。だがまだまだ問題は山積み。解決のためには人材不足が否めず、ソーマは広くこれを民間から募ることにした。

臣をして忠臣たらしむことなかれ

ソーマの「ただ才あらば用いる!」の一言で、国中からさまざまな人々が集まってきた。ダークエルフのアイーシャ、美貌のジュナ、怜悧な頭脳を持つハクヤなど多才な者たち。しかし、ソーマが一番高く評価したのは、食いしん坊のポンチョだった……。

食指、動く

集まってきた人々の中に、妖狼族の少女トモエがいた。彼女のもたらした情報は、ソーマたちに衝撃を与える。一方、ソーマの命を受けて国中を回ったポンチョは、今まではあまり顧みられることのなかった「食材」を各地から集めてきた。

衣食足って、栄辱を知る

ポンチョのもたらした新しい「食材」は衝撃的ではあったが、美味さと手軽さゆえに瞬く間に国民の間に広がっていった。多忙な日々がつづくある日、ソーマは婚約者のリーシア、ダークエルフのアイーシャとお忍びデートすることに……。

智者は時にそむいて利を捨てず

革新は常に反発をもたらす。軍を統べる三公とソーマは対立状態にあり、若い士官の中にはゲオルグの下にはせ参じようとする者もいた。そんなひとりハルバートとソーマは街で出会う。そして翌日、彼の父グレイヴがもたらした情報とは……。

古老、曰く

王国の財政は官僚たちの努力もあって危機を脱しようとしていた。ソーマは新しく港湾都市ヴェネティノヴァを建設する計画を打ち出す。将来、流通の要となり、新たな雇用と住宅を生み出すはずだった。しかし、これに一人の古老が反対する。

森、鳴動す

アイーシャの故郷である神護の森に未曾有の危機が訪れる。長雨で地滑りが起き、集落の半分が飲まれたというのだ。被災者の生死を分けるといわれる72時間の壁が迫る中、ソーマたちは必死の救護活動に挑む。

縦横、成らず

ソーマはついに三公との会議を開き、最後通告を出す。自分に従うか、さもなくば戦か。エクセルは恭順を示したが、残るゲオルグとカストールは戦いの道を選ぶ。さらにその混乱を突くように、隣国アミドニアが兵を動かした。

兵は楽しむ所に非ざるなり

アミドニア軍は、エルフリーデン王国の城壁都市アルトムラを包囲し、開城を要求した。領主ワイストは城内の意見をまとめるのに、一両日の時間をもとめる。一方、ソーマはカストール率いる空軍との戦端を開かざるを得なくなり……。

李代桃僵

アルトムラを包囲するガイウス八世は笑う。もはやエルフリーデン王国は落ちたも同然と。だが、ソーマたちはカストールの空軍を奇襲で破ることに成功。さらにゲオルグたちの陸軍とも交戦を開始したのである。

囲師には必ず闕く

ソーマは、だれもが予想していなかった策を講じる。アミドニアの首都ヴァンの前面に兵を進めたのだ。ガイウスは必死で軍を走らせ、故国を敵の手から守ろうとする。そして、ついに両者はヴァンの平野でぶつかりあう!

百戦百勝は善の善なる者に非ず

ヴァンを制圧したソーマは、ヴァンもまたエルフリーデン王国のように自由な街に作り変えていく。その陰で笑うガイウスの娘ロロア。そして、ついに人類宣言の盟主グラン・ケイオス帝国が動き出そうとしていた……。

虎の威を借るアミドニア

ガイウスの息子ユリウスは、大国グラン・ケイオス帝国の威を背景にかつての自領ヴァンをソーマの手から取り戻そうとする。その交渉の全権を与えられたのは、女皇マリアの妹ジャンヌ・ユーフォリアであった。

莫逆(ばくぎゃく)の友と為る

ジャンヌとの交渉はつづく。もはや交渉はユリウスのものではなく、グラン・ケイオス帝国とエルフリーデン王国のものだった。そして、ジャンヌはソーマの中に、新しい未来を、新しい世界の姿を見る。

苛政は寅よりも猛し

グラン・ケイオス帝国の仲介の結果、ヴァンはユリウスの元に返還されることになる。高額な賠償金を引き換えにして。ソーマは未だ多くの問題が残るエルフリーデン王国へと帰還していく……。

士は己を知る者の為に死す

内乱、さらにはアミドニアとの戦いに勝利したソーマ。だが、それはゲオルグという男の献身の上に成り立ったものであった。しかし、法は法。ソーマは彼に対し厳しい裁きをくださねばならなかった。

杯中の蛇影

さまざまな困難を乗り越え、ソーマはなんとか戦乱の後処理を終える。だが、彼には言い知れぬ疲労が忍び寄っていた。人の上に立たねばならない者のみが背負う苦悩と重圧。それは彼ひとりで抱えきれるものではなく……。

奇貨おくべし

近衛騎士団のルドウィンの幼なじみジーニャは稀代のマッドサイエンティストであった。その発明は、科学技術が発達した世界からやってきたソーマでさえ、驚き感嘆……そしてあきれ果てるようなものだった。

⻄施のひそみにならう

ユリウスに返還されたアミドニアの首都ヴァンでは、再び圧政が敷かれていた。民衆の不満は日に日に増していき、ついに反旗を翻すに至る。そのとき、ソーマの前にユリウスの妹ロロアが現れた。

蝦で鯛を釣ろうとしたら鮫が掛かった

ロロアの登場によってアミドニアとエルフリーデン王国の状況はさらに複雑になる。ソーマすら想定していなかった結果。これを受けてグラン・ケイオス帝国の女皇マリア・ユーフォリアとソーマの会談が開かれることに……。

人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なり

フリードニア王国にジンジャー・カミュという奇妙な奴隷商がいた。彼は奴隷に清潔な衣服とじゅうぶんな食事を与え、さらには教育まで施してやった。それがゆくゆくは王国を揺るがすことになるとも知らずに……。

うがい手洗いは防疫の基本

難民、それは現代社会も抱える難問のひとつである。そして、フリードニア王国もまた例外ではなかった。王都の壁の外には魔物の侵入によって国を追われた難民たちが集まり、キャンプを築いていたのである。

第24話

第25話

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